
ソフトバンク、OpenAIと連携し日本にAIデータセンターを建設へ──日経報道
ソフトバンク(証券コード:9434.T)は、米ChatGPTの開発元であるOpenAIと連携し、かつてのシャープの液晶パネル工場をAIエージェント運用のためのデータセンターに転用する計画を進めていると、日本経済新聞が金曜日に報じました。
報道によれば、ソフトバンクは大阪にあるシャープの閉鎖済みテレビ用液晶工場の施設および一部敷地を、約1,000億円(約6億7,705万米ドル)で取得する見込みです。
このデータセンターは2026年の稼働開始を予定しており、国内最大級の施設の一つになるとみられています。総電力容量は150メガワットに達する見通しです。
今回のパートナーシップは、OpenAIの「AIエージェントモデル」の日本国内における商用化を目的としており、企業のデータを活用してカスタマイズされたAIエージェントの提供を目指すとされています。
日経によると、総投資額は最大で1兆円(約67億7,000万米ドル)に達する可能性があり、大規模なプロジェクトとなる見込みです。
なお、ソフトバンクおよびOpenAIはロイターからのコメント要請に対し、現時点では返答していません。